絵本を読んで感じたこと

先日、いつものように新聞に目を通していると、一面下の「日報抄」が目に留まりました。石鍋芙佐子さんの絵本『はるのゆきだるま』(偕成社)のことが書かれてありました。今、入院している母とちょっぴり重なるところがあり、読みたくなり早速いつもの本屋さんにTELしました。本屋さんから入荷したとのTELがあり昨日もらってきました。


雪だるまを作った村の子供たちはもう遊びに来ません。だから、雪だるまは山の中でひとりぼっちでした。
春を見つけに山の動物たちがふもとに下りるところでした。
動物たちは雪だるまにすばらしい春の話をきかせ「春のおみやげ」を持ち帰ってあげる約束をしました。
雪だるまはまだ知らない春を思い、あこがれていました。暖かい風が吹くと春の訪れを感じてうれしくなります。

悲しいことに雪だるまは春が来ると、とけて消えてしまう。
大人ならわかるけど、雪だるまはひたすら動物たちを待ち続ける姿が切ない。
でも動物たちはふもとの春を楽しんで雪だるまとの約束を忘れてしまう。
やがて雪だるまはとけてしまい跡には、白い花がたくさん咲いていました。

この本をめくるとやさしい絵が描かれていて、心が癒されます。
私たちは誰しも、いずれはこの世から消え去る。
春のゆきだるまのように。
できることなら、この世を去った後、誰かの
心にでも、花を残したいのですが・・・。
絵本は限りある命の尊さを、さりげなく教えてくれる。
この本を読んだら、庭に少しだけ残っている雪がいとおしく思えました。
孫が帰ってきたら読んであげたいです(^^♪




雪もほとんど解けて、天気の良い日はミニ熊手で庭の掃き掃除をしていまが、モグラの跡でとても掃きにくいです(-_-)
ここ2〜3年庭のあちらこちらにモグラの跡がスゴイです!
だんだん、酷くなってきています。
どうしたらいいのかしら・・・!?対処方を教えて頂けたらうれしいです(^-^;