気になる母のこと

昨日は風が少しありましたが、最高気温20度まで上がりとても暖かかったです。でも、今日は雨で最高気温6度まで下がり、肌寒い一日になりそうです。


いつも母のことが気になって、頭からはなれません。というのは、母は先月の2月5日で95歳になりました。
今まで姉が時々母の所へ行っては手芸を教えて楽しんでいたのですが、2年ほど前からはデーサービスとショートステイのお世話になりながら頑張った生きています。
先月の2月13日(ショートステイに入居中)の夜、体調が悪くなり、救急車でK病院に搬送されました。
14日の朝、弟の嫁さんから℡があり、病名は心不全でした。
すぐふたりで病室に行くと、母は口には酸素マスク・心電図・点滴が取り付けられて
目を覚ましていました。私「おばあちゃん、きたよー!」と声をかけると母「ああ、00だのお…おめ、どうやってきた…」私「おとうさんと一緒にきたよ。難儀くないの?」と声をかけると、母「体がなんとなく難儀けど、年よりだから…」という。

入院以来、姉が毎日にように母の所に行っています。私もちょこちょこ行っています。最初の頃は、食事にとろみを付けて食べられましたが、今は食べられません。
水もすいのみで飲めないのです。誤飲が怖いので。口を濡らすだけ。
でも、母は看護師さんに「ありがとうございます」とお礼をいうそうです。
看護師さんが話してくれました。こんな気丈なおばあちゃんは初めてです。普通なら完全看護でも、夜は患者さんの傍についていなければならないけど、酸素マスクがずれると自分で元に戻すし、身に付いた器具を引っ張ることもしないので…と。
昨日は孫の3歳の写真を見せると「可愛いのお」と喜んでいました。
母の気丈な姿に心うたれました。
母が59歳のとき交通事故で父が亡くなった。それ以来、一生懸命に家を守ってきた。色んなことがあったけど、それに負けないで。

母のところにウサギや犬の手芸があったので、「可愛いね」と言うと、姉があんたにも作ってくれるねと持ってきてくれました。
夜になると看護師さんが、母の胸のところにウサギや犬を置いてくれるそうです。




これも姉が作ったのです。お薬を入れるのに使ってねと。