桜もちの由来

明日は彼岸明け、昨日まで、時折り降っていた雪も止み、今日からは最高気温二ケタになりました。
いよいよ春到来です。今年は例年になく雪が降らなかったです(スキー場あたりはそれなりに大雪だったと思いますが…)樹木が芽吹く、これから一番よい時期なのですが、私にとっては複雑な時期、
「めまい」に襲われます。今年はなんとか「めまい」が起きなければいいのですが…。

先日のコラム「日報抄」をコピーさせて頂きます。

信号待ちをしていたら、高速バスに描かれた満開の桜が通り過ぎた。「高田城百万人観桜会」の宣伝である。一足早く花見をした気分である。本物を楽しむには、しばし待たねばならないが、和菓子店の店先では桜もちが花開いている▼ある人が桜もちを葉ごと食べた。それを見た人が「旦那、皮をむいた方がいいですよ」「あ、そうですか」と、川の方を向いて食べた。東京の老舗「長命寺 桜もち」のホームページで紹介されていた小話である。▼1717年隅田川の土手の桜の葉を塩漬けにして作った桜もちを向島の名称・長命寺門前で売ったのが始まりとされる。あんと葉の甘辛加減がよかったのだろう。長命寺の名もありがたい。春が巡り来れば必ず花をつける律義な桜にあやかって「長生きしてえ」江戸っ子の、人気商品に育ったのではあるまいか(後略)

今まで、なにも考えなしで食べていた桜もちに、こんなに意味深い由来があったなんて…。
目から鱗が落ちる」でした。(~_~;)

彼岸には、仏壇にお花とおはぎをお供えして、先祖の冥福をお祈りしました。
そして、近況報告も忘れずに…。