先日、今は亡き義母の妹の叔母さんから、電話がありました。
話によりますと、荷物を送りたいので受け取ってほしいと。もし要らなかったらゴミに出してね。
ということでした。私はお礼をいって電話を置きました。
叔母さんは９３歳。隣町に会社を営むご家族と一緒に暮らしていたのですが、昨年の春、娘さん夫婦が住んでいる近くの有料老人ホームに入居されました。９３歳ですが、頭も足腰もしっかりしています（杖は突いていますが）
なぜか、私のことをとても気遣ってくれる叔母さんなんです。
そこで、電話を頂いた次の日、ポカリスエットの箱にガムテープがペタペタ貼られナイロン紐でしっかり縛られた荷物が届き、明けて見ますといろんな物が入っていました。
若い頃からオシャレな叔母さんだから、品物も良い品物ばかり…。その中に封筒が入っていてお手紙が入っていました。
いつも御無沙汰のみ致して居ります
古い物ばかりですが、敏子姉さんと思いお許し下さい
私も九十をすぎましたので、これで最後とおゆるしください
貴女の美しい年賀状だけ楽しみにお待ちしております
００さんにもよろしく
七月二十九日
つめたい食べ物と思いましたが、買い物にもゆけず申し訳ありません
わずかですが、お役立て下さい
００００（名前）
字もかけなくなりました
私はこのお手紙を何回も読み返し、涙がでて来ました(T_T)
寂しいんだろうなぁ〜〜〜
生協のカタログで梨（幸水）が出ていたので、弟に電話するとお盆すぎくらいから幸水の出荷が始まるとのこと。今のはハウス栽培だと。
甘い幸水が捥げるようになったら、叔母さんの所に行こう…。従業員の皆さんからも食べてもらおう。それまで待っててほしい♪
庭のモミジアオイ
ヒオウギ
