今は亡き義父の記録が…

こちらは晴れて青空がでています。
最近、外の小屋からハトの長閑な鳴き声が聴こえるようになりました。
先日、二階の廊下の端にある書棚をダスキンがけをしていたら、分厚い本を見つけた。
以前も見たのだが、あえて気にせずそのままに…。
でも今回は取り出してみた。

この本、取り出すとかなり重い、居間に持ってきて体重計で量ってみるとなんと4キログラム。
厚さは6センチです。所どころアップしてみます。

昭和・今上天皇

日本探訪

四代天皇

日本国憲法

近代実業界人
書名にも書かれてあるように、時代の跫音が写真や文字でとても分かり易く書かれてあります。
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人生の四季
(激動の人生を生き抜いた足跡)
数百人の人たちが1ページにわたって記載されているのですが、
ここに義父のことが書かれてありました。

義父は軍隊として戦地に行ったのですが、数百名の中から字が上手い3名に選ばれて記帳の仕事をしていました(生前聞いたことがあります)

 時代の跫音   人生の四季(地方政経調査会)平成10年3月16日発行
となっていますので、義父が亡くなったのは平成11年6月11日


振り返れば、義父は80才のとき、肺癌を患い(大学病院で再検査しなければ難しいくらい小さかった)家族や子どもたちは歳が歳だからと手術に反対したのですが、医師からは60歳の若さと言われ、本人の意思で手術に望んだ。手術は成功したものの体力が落ちてしまった。
手術を終えてから5年しか生きられなかった…。
家族や子どもたちは、だから手術をしなければもっと生きられたのに…と悔やまれた。

私が思うには、義父はこの本に「自分史記録」を残しておきたかったのだろう…と思っています。


近所の蝋梅が満開になりました。
♪春よこい〜早くこい〜♪
わが家の主人、鯉つりがしたくて首を長くして待っています(^_^;)