先日買った本「良寛 野の花の歌」&恩師からいただいた本「こころの良寛」

こちらの新聞では第1・3・5日曜日の読書欄で【にいがたの一冊】と、本が掲載されています。7月1日は「良寛 野の花の歌」が掲載されていました。


ちょっと抜粋させていただきます。

道のべに すみれ摘みつつ 鉢の子を 忘れてぞ来し その鉢の子を
                
                   
良寛には花を詠んだ歌が多くある。本書はその中から137首を選んで現代語訳し、解説を加えたものである。この歌のように、五七五七七の区間を1字空け、新仮名遣いで振り仮名をつけて詠みやすくしてある。文語になじみのない大人も、良寛が遊んだという童の年頃の子も平仮名を追って読むことができる。

本間明 選・解説
外山康雄 水彩画

となっています。

良寛さんというと、かつて書道教室に通っていた頃、先生から漢詩をよく教えていただきました。しかも町の山翠書道会に入っていたので、書友の皆さんと「良寛記念館」を見学したことがあります。あ〜あ、あの頃は若かったです(^-^;


先生は八十歳になられると教室を閉じ、「こころの良寛」というこの本をいただきました。二階の本棚に置いてあったのですが、下に持ってきました。あまりに重いので体重計に乗せたら3kgありました。
先生は他界されて4年になります。

雨の日も風の日も、自転車に乗って書道教室に通ったのを懐かしく思い出されます。
道教室に通っているときは、唯々、字を書くことで夢中だったので、これからはこの本を通じて自分なりに学んでいきたいです。